
特別なことがあったわけではないのに、
なぜか心が重たく感じる日があります。
仕事もこなしている。
人との約束も守っている。
誰かを困らせたわけでもない。
むしろ、ちゃんとしているはずなのに。
それでも夕方になるころ、
ふっと息が浅くなっていることに気づくことがあります。
私たちは「がんばりすぎた日」より、
「きちんとしていた日」に疲れることがあります。
期待に応えようとしたり、
場の空気を整えたり、
誰かが安心できるように振る舞ったり。
目立たないけれど、小さな気遣いは確かに心の力を使っています。
けれどその優しさは、
ときどき自分の方へ向けることを忘れてしまいます。
今日は少しだけ、役割を下ろしてみてください。
誰かにとっての自分ではなく、
ただの「わたし」に戻る時間を。
好きな飲み物をゆっくり飲む。
予定をひとつ減らす。
何もしない時間をつくる。
それだけで、心の呼吸は整いはじめます。
ちゃんとしていることは素敵なことです。
けれど、いつも完璧でいなくて大丈夫。
少し肩の力を抜いたあなたも、
きっと同じくらい誰かを安心させています。
疲れた日は、立ち止まる理由ではなく、
自分に戻る合図なのかもしれません。
