一般的な断食方法に続いて
次は超越断食(メタ・ファスティング)について書いてみようと思います。
超越断食(メタ・ファスティング)というのは
一カ月の食事管理をメインとした、断食の効果を最大限に発揮させる「究極の健康法」です。
西洋医学と東洋医学、心理学の良い点を取り入れて開発、更に、フィットネス理論とメンタル理論を加え、運動、栄養、休養と
複合的なアプローチを行い、多くの健康効果が期待できる健康法です。
精神修行のために断食を行うならば、食事を断つ事で、ある一定の断食効果が期待できるでしょう。
しかし、健康法として断食を行うのであれば「食べない」という事では不十分で
最低でも、3つの角度、「栄養」「運動」「休養」のアプローチが必要になります。
健康断食にとって何を食べるかが大変重要になります。
食べない事が断食なのに、何を食べるって、少し変ですよね。
断食は大きく
「減食期」 底食期の準備のため少しずつ食事の量を減らす時期
「低食期」 絶食もしくはプチ断食をし、身体の中を空にして内臓を休める時期
「復食期」 健康な身体に向けて、食を考えて摂取する時期
の3つの期に分けて実施します。
健康断食にとって、この復食期こそが重要で、断食期で体内が空になると、次に入ってくる栄養素の吸収が高くなります。
このタイミングで良い食事をすれば、体質改善へ向い、悪い食事をすれば、体質悪化に繋がるという事です。
正しい栄養の知識に加えて、断食と相性の良い「運動」、そして健康を促進させる「休養」
この3つがそろって、初めて健康断食が成立するといえるでしょう。
ダイエットのために断食を実施する人が増えていますが
ペンションや民宿などで断食道場のようにプロも指導の下、完全管理されたなら、確かに効率が高いでしょう。
しかし、正しい知識を持つ指導者のサポートを受ければ、いつでもどこでも断食ダイエット(ファスティング・ダイエット)の成功は可能です。
一カ月の短期ダイエットを成功させるとしたら、断食という選択はベストです。
その理由は多くありますが、心理的側面から次の3つがあげられます。
1、体重減の速攻性がある。(初期段階でプチ断食を行うと、デトックス効果により体重の減少が明確になる)
2、減食期、底食期、復食期で摂取カロリーを変化させることで、食生活のマンネリ化を防ぎ、ダイエット継続の大きなパワーとなる。
3、底触期以降の食事制限が楽になる。(底食期を経験することで胃が小さくなり、少ない食事量で満腹感がでる)
一般的な断食と超越断食の違いは理解頂けたでしょうか。