「腸」は美と健康に特に密接な関係性を持っています。
腸内環境改善やリセットにつながる断食。
第二の頭脳とも言われている、「腸」と断食の関連についてお伝えします。
◆内臓のリフレッシュ効果
飽食の現代、多くの人日の内臓は日々オーバーワークを繰り返し、その力は低下傾向にあります。
断食をするという事は、消化吸収系の内臓に休息を与えられ、リフレッシュ作用があり
また、普段消化吸収に費やされるエネルギーが組織の再生の使われるようになるため
機能の回復が望めるようになります。
◆腸内環境のリセット
肌荒れ、アレルギーと関連性が高いのが腸内環境です。
断食をして食べ物が入ってこないと、腸内環境はリセットされ、善玉菌が増え腸内の環境が整います。
同時に断食中は排泄力も高まるので、腸内に溜まっていた老廃物や食べ物のカスが排泄され
腸の働きもよくなります。
腸の働きで最も注目する点は、免疫力との関係性です。
免疫細胞である白血球の、なんと70パーセントが腸内で生み出されているのです。
免疫力を強化するためにも、腸内環境のリセットが重要です。
プチ断食の食事や復食期の食事は
発酵食品や食物繊維の摂取を心がける事が大切ですね!!
◆第二の脳と呼ばれる腸
腸は「第二の脳」と呼ばれており、腸内に入ってきた物質を良いか悪いか判断し
それをパターン化して記憶する仕組みがあります。
また、脳内の神経伝達物質「セロトニン」の95パーセントが腸で作られているという研究もあります。
様々なホルモンを生産し、多くの血管や神経が集まっている腸の状態は
身体全体に影響します。
心理的ストレスが高まると、脳の血流量が増加し、交感神経が優位になります。
こうなると腸への血流が制御され、腸の働きは低下します。
過度のストレスは、腸内環境の活力を奪い免疫力を低下させ、不健康な身体へと導いてしまいます。
腸の働きはとても複雑で、脳と同じくらい解明が遅れている臓器ですが
美と健康に関連性の深い臓器であるという認識を持って過ごして欲しいと思います。